のんびりとした時間が漂う仁右衛門島は、家族で過ごす休日にはぴったり!
磯遊びで海の生き物を探したり、源頼朝ゆかりの洞窟を探検したり、絶景スポットからのパノラマビューを楽しんだりと、大人も子供も大満足の旅でした。
この記事では、実際の体験を元に、仁右衛門島の楽しみ方、施設情報、渡船の乗り方など役立つ情報をたっぷり紹介します!
伊右衛門島は何がある?子供も大人も楽しめるアクティビティ!
仁右衛門島は千葉県指定の名勝で、美しい自然、透明度の高い海、伝説の島として知られています。
島に行くためには「渡し船」でしかアクセスできないので、手漕ぎ船に乗って島に遊びに行くのもこの島の魅力だと思っています!
仁右衛門島では、
- 磯遊び
- 海水浴・シュノーケリング
- 釣り
- 島内ハイキング
- 歴史の観察
などのアクティビティが楽しめました。
簡易テント持参で磯遊びしているファミリーや島内観光に来たグループ、釣りを楽しんでいる人など皆さん自然豊かな島でのんびり過ごしていた印象です。
船頭さんは「島には”海”しかないよ!」と言ってましたが、我が家は島に行くだけでもワクワクしました♪
仁右衛門島で子供と磯遊び!ウツボを発見したよ!
子連れで仁右衛門島に行くなら、ぜひ磯遊びを楽しんで欲しいです(^^)
子供と一緒に大人も生き物探しに夢中になりました♪
我が家が訪れた日は、磯遊びができる場所は深さがあまりない潮だまりのある岩場エリアと海水浴もできる磯遊びエリアを楽しんだので、2つのエリアに分けて実際の様子を紹介します!
岩場エリアの磯遊び
仁右衛門島の岩場エリアには、自然にできた潮溜まりがたくさんあります▼
岩場を歩いているだけでも冒険気分♪
子供たちは岩を登ったり、岩壁の穴を覗いたり、長い木の枝を拾ったりと楽しんでいました(笑)
海側に近づくと足場が濡れている箇所もあり足元も滑りやすくなるので、注意が必要です。
子供はスタスタ歩いてましたが、大人はちょっとドキドキした細い道などもありました▼
潮だまりはたくさんありましたが、この辺りで1番大きな潮だまりが生き物も多く楽しかったです!
我が家が訪れた日は、暑い日が続いてたためか藻系、海藻が多かった印象。
しかし、上から覗いてるだけでも小さな魚の群れが見つけられたし、水中をカメラで撮影してもすごくきれいに写ったので、透明度は高いと感じました▼
施設前の海水浴エリアでウツボ発見!!
受付や売店がある施設前には、夏は海水浴ができる場所があります▼
端に岩場があるので、歩いて進むことができました。
この辺りの海は波は穏やかですが、深さがあり、湿った泥も多く、滑りやすかったので特に注意してください!
ライフジャケットの着用をおすすめします。
この日は風が強かったので、奥の方まで行かないでくださいと受付で言われました。
シュノーケルもできるようですが、足フィレ・ウエットスーツの着用は不可だそうです。
カニを見つけたり、魚の群れを追いかけたり、海の中でプカプカ浮いたり過ごし、我が家はこちらのエリアのほうが長い時間、磯あそびをしていました。
そして大きな石の上を歩いていると、なんと岩の下からニョキニョキ「ウツボ」を発見▼
家族で大興奮!
船頭さんいわく、仁右衛門島には3匹のウツボがいるそうです♪
我が家は大・小のウツボ2匹発見ました♪
また、あまりにも近くに魚が泳いでいたので、どうしも魚をゲットしたい子供たちは、長い長い時間をかけて網で魚を捕獲することに成功!
アプリで検索すると、どうやら”ふぐ科の仲間”のようです(笑)
仁右衛門島で子供と島内散策!歴史の勉強も!
仁右衛門島は、美しい海と豊かな自然が魅力のスポットなので、島の探検もおすすめ!
島内に設置してある順路をたどって進んでいきます▼
高台までの道のりは子供たちにとってちょっとした冒険になり、緑のトンネルを進んだり、花を観察したり、高台からきれいな海を望んだりしました♪
この日は風が強く、高台で子どもの帽子が飛ばされそうになったので気を付けてくださいね!
また、仁右衛門島は古くから人々に親しまれてきた島で、様々な歴史や伝説が残されているんだとか!
歴史ある家屋を見たり、日蓮聖人がこの島で朝日を拝んだという伝説も残っており、島内には日蓮が祀られている場所もありました▼
そして、最も有名なのが、源頼朝がこの島に身を隠したという伝説。
島は「頼朝の隠れ家」として知られるようになり、島内には頼朝が潜んでいたとされる洞窟も見ることができました!
仁右衛門島の施設情報
仁右衛門島の施設は何がある?
船着場から少し歩いたところに建物があります。
施設には、
- 受付(料金の支払いなど)
- コインロッカー
- 小さな売店(網とバケツの販売)
- 自動販売機(ドリンク・アイス)
- 休憩所(椅子とテーブル)
などがありました。
トイレ・更衣室・シャワー
建物を出るとすぐ近くにお手洗いがあります。
お手洗い前の道を奥に進むと、簡易更衣室、シャワーがありました。
シャワーは使用できる時間帯決められており、なおかつその日の状況により使用できるのかわからないそうです。
受付で確認すると教えてくれます!
休憩場所はある?
施設の建物内に休憩所があります▼
施設から少し歩くと芝生広場があり、簡易テント持参のファミリーも見かけました!
施設もお手洗いも近いので、ここを拠点に磯遊びしているファミリーが多かった印象です。
日陰がないので、我が家は木の下で休憩していましたが、風が吹くと夏でも涼しかったです!
仁右衛門島へのアクセスは渡船のみ!乗り方は?
仁右衛門島までのアクセスは「渡し船」で行きます。
渡し船体験は大人も子供もちょっとした冒険になり、海風を感じながら船に乗る体験は、普段なかなかできない貴重な体験です。
渡船乗り場は「渡船観覧券売場」を目指してください!
渡し船は営業時間内は随時運航していますが、乗り場に誰もいない場合は「旗」が置いてあるので、この旗を振ると島から船が迎えに来てくれます♪
料金は島についてから受付で支払います。
左右のバランスを保つために体重を調整し、いざ出発!
心地よい風、海面までの距離が近く海もきれいなので、大人の私も楽しめました(^^)
船からイカが見れることもあるんだとか!
公式サイト | http://niemonjima.web.fc2.com/ |
観覧料金 | 大人1,350円、中学生1,050円、5歳~小学生950円 ※往復の渡船料が含まれています |
住所 | 千葉県鴨川市太海浜445 |
アクセス | JR内房線「太海駅」徒歩約12分 |
※天候によって運休する可能性あり。
※駐車場は近隣の太海フラワー磯釣りセンター駐車場(時期によっては有料の場合あり)が利用できるそうです。
仁右衛門島子連れ観光の感想!おすすめの持ち物は?
滞在時間はどのくらい?
我が家の島の滞在時間は3時間でした!
磯遊びして服が濡れる前に先に島を探検しましたが、写真の赤四角のエリアを道順に進み約30分かかりました▼
他にも行っていない場所もあるので、子連れでハイキング気分で島内を1周探検するともう少し時間がかかると思います!
磯遊びはトータル約2時間です♪
岩場エリアが広いので、潮だまりを”はしご”することも可能!
のぞきめがね持参、最初は使用していましたが途中から魚を捕まえることに夢中になりってしまったので、我が家の場合はあまり出番はなかったです。
ただ、魚を入れるバケツ代わりになり重宝しました♪
失敗談あり!おすすめの持ち物は?
我が家は仁右衛門島で何ができるのかわからず、船頭さんに聞いてから準備し少しワタワタしてしまいました。
まずは、失敗談!
磯遊びなのに魚用の網を忘れました。
網は売店で販売していたので助かりましたが、1つしか購入しなかったので兄弟げんかに(笑)
そして、ちょっと島探検に行くつもりで(1時間くらい滞在を予定)食料を持たずに島に行ってしまいました。
磯遊びが楽しすぎてお昼時間を過ぎてしまい、お腹が空いたため島を後にしたので、やはり子連れだと軽食やおやつなど持参したほうが良かったな、と思いました。
自販機でアイスは買いました♪
また、我が家が行ったシャワーが使用できない日で、脱衣所もあまりキレイとは言えず苦手な虫がいたので使用しませんでした。
水陸両用など速乾性のある服やラッシュガード、水着など着用して船に乗り、そのまま帰るくらいの気持ちでいるのが良いかもしれません!
ただ、小学生低学年の子は全身濡れて寒がり着替えたので、お子さんに合った服装で調整してください!
磯遊びにおすすめの持ち物リスト
- 滑りにくい靴(ウォーターシューズなど)
- ライフジャケット
- 食べ物、水筒
- 服装→水着、帽子、長袖長ズボンのラッシュガードなど
- 磯遊びグッズ→網、バケツ、手袋、水中メガネ、のぞきメガネなど
- その他:日焼け止め、レジャーシート、簡易テント、折りたたみチェア、日傘、着替え、タオル、救急セットなど
私は日傘を持参しましたが、強い風が吹くと飛ばされそうになったので「超つば広あご紐付きUVカット帽子」のほうが役に立ちました(笑)
こちらのマリンシューズは足首まであり、子供は歩きやすいとのこと!(濡れた後に脱ぐのは少し大変です)
仁右衛門島子連れ観光まとめ
情報 | ポイント | 注意点 |
---|---|---|
磯遊び | 潮だまりで海の生き物を観察。網とバケツは忘れずに!カニや小さい魚、ウツボなどがいます。 | 深い場所もあるので、ライフジャケット、滑りにくい靴がおすすめ。 |
島探検 | 源頼朝の隠れ家や高台からの絶景が楽しめます。きれいな花やちょっとした緑のトンネルを進むことができます。 | 高台では風に注意。虫除けスプレーを忘れずに。 |
施設情報 | トイレ、簡易更衣室、売店(網とバケツ)、自動販売機、休憩所あり | シャワーは状況による。軽食など持参したほうが良い。 |
渡し船 | 手漕ぎ船は非日常の冒険気分♪イカが見れるかも?! | 支払いは島の受付。渡し船は旗を振って呼ぶ。 |
観光客が多すぎず、のんびりとした雰囲気が漂う仁右衛門島は、子どもと一緒に自然を満喫できる場所だと思います。
特に磯遊びがおすすめで、普段見ることのない魚やウツボが発見できたことは、良い体験になりました!
記事が参考になると嬉しいです(^^)