2月14日(木)放送のあさイチでは、「よっぱらいさば」を使用した「宇宙食のサバ缶」が紹介されます。
サバ缶は今話題の缶詰ですね。宇宙食のサバ缶を開発したのは、なんと若狭高校の高校生たちです。
開発まで、12年の歳月がかかったそうです。
この宇宙食のサバ缶には、福井県の小浜で養殖されている話題の「よっぱらいさば」が使用されています。
宇宙食のサバ缶が実際に購入できるのか調査しました!
あさイチで紹介された宇宙食のサバ缶とは?
宇宙食のサバ缶とは、福井県小浜市にある若狭高校が宇宙食として開発した「サバ醤油味付け缶詰」です。
2018年11月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に宇宙日本食として認定されました。
この「サバ醤油味付け缶詰」は、開発までに12年もかかったというから驚きです!
JAXAの宇宙日本食に選ばれているのは、ハウス食品や日清食品などの食品メーカーが多い中、高校が選ばれたのは初めて!
本当にすごいですね。
現在、宇宙日本食に認証された食品は18社で、33品目あります。
認証された宇宙日本食の詳細はこちら。
高校生が開発した「サバ缶」が日本宇宙食に正式決定。19年にISSで採用かも – https://t.co/4ML1fPBDef pic.twitter.com/Hxsj9av1GJ
— sorae 宇宙(そら)へのポータルサイト (@sorae_jp) 2018年11月13日
若狭高校での宇宙食の開発は、若狭高校が「HACCP(ハサップ)」(食品製造の衛生管理システム)を取得したのをきっかけに、「鯖街道で知られる福井の小浜のサバ発信にもつなげたい」という生徒さんたちの発案でスタートしたそうです。
宇宙日本食の認定を受けるためには、長期の保存に耐えられるか、宇宙飛行が可能なのかなどの認証基準をクリアしなければなりません。12年もの長い年月をかけて、とても厳しい条件をクリアして開発した若狭高校の頑張りが本当に素敵です!
サバ缶が鯖街道から宇宙ステーションへ旅立つ日は、早ければ2019年内だそうですが、実際に宇宙に飛ばない宇宙食もあるそうなので、若狭高校では美味しさを追求して開発は継続されるそうです。
宇宙食のサバ醤油味付け缶詰の特徴は?味は?
若狭高校が宇宙食として開発した「サバ醤油味付け缶詰」には、小浜湾で捕れた天然のサバが使用されました。しかし、天然の新鮮なサバは脂身が少ないので鯖の身が固くなってしまったそうです。
そこで目を向けたのが、小浜で養殖されている「よっぱらいさば」です。
このサバを使用したときのサバ缶が実験結果では一番美味しくできたそうです。
宇宙食のサバ缶の特徴は、工夫がいっぱい!
- 味付けは濃い
宇宙空間は無重力なので、味の味覚が鈍くなるそうです。そのため、味付けを濃くするように要望があったそうです。若狭高校の高校生たちは実際に宇宙に行ったことなんてないので、どのくらい味を濃くすれば良いのかわからず、味付けに苦労されたそうです。 - 水分が飛び散らないように工夫
くず粉を使ってとろみを付けて、汁が飛び散らないように工夫。このとろみの粘度の調整も難しかったようで、くず粉の適切な分量を決めるのも大変だったそうです。
高校生が開発したサバ缶が宇宙食になるなんて、すごいですね。夢があります!
宇宙飛行士の若田光一さんが、実際に若狭高校に行って宇宙食のサバ缶を召し上がったときの映像がこちらです。
福井県立若狭高校・海洋科学科の生徒たちが開発したサバ缶が宇宙食にhttps://t.co/4Gb9NuPbmK
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2018年11月12日
美味しいと評判です!
宇宙飛行士の金井宣茂さんの召し上がった感想も、5点満点中6点!と絶賛だったそうです。
実際に食べてみたいですね!
宇宙食のサバ缶は購入できる?
宇宙食に選ばれるサバ缶、ぜひ食べてみたいですよね。
気になる記事(2018年12月掲載)を発見しました。
よっぱらいサバと言えば、同市の若狭高校の生徒が12年かけて開発した宇宙食としてのサバ缶「サバ醤油味付け缶詰」が話題になったのは記憶に新しい。JAXAの宇宙日本食に選ばれている。
誰もが興味を持ちそうな名物だが、このサバ缶、一般に販売しようとすると一缶あたり4000~5000円の高級品になってしまうという。小浜名物として流通している一般的なサバ缶の小売価格が500円程度なので、その10倍を覚悟しなければならない。
そうはいっても宇宙食としてのサバ缶は小浜市をマーケティングしていくうえで強力なアイテムだ。松崎小浜市長も、それについては理解している。積極的に取り組み、一般に販売できるように進めていきたいという。
引用元:MYナビニュース
一般販売だと、ものすごい高額になってしまうのですね(汗)
こちらの記事(2019年1月掲載)にも注目!
2018年12月に若狭高校をインタビューされていた記事です。
宇宙日本食になったサバ缶はどこで買える?という電話が殺到しているそう。来年は販売したいと計画中だが、年間数百缶しか製造できないのが悩み。
引用元:三菱電機
宇宙食のサバ缶の販売は、計画中のようですね!
ただ、コストも高く製造できる数も限られているので、販売するまでの過程がいか大変だということがわかりますね。
応援しています。頑張っていただきたいです!
現在、小原名物として売られている缶詰でしたら通販で購入できました。
しかし、話題の「よっぱらいさば」を使った缶詰ではありません。缶詰は無かったのですが、実際によっぱらいさばを食べることのできる店舗はありました。
よっぱらいさばって?どこのお店で食べれるの?
宇宙食のサバ缶で使用されている「よっぱらいさば」とは、酒かすを餌に混ぜ養殖したサバのことです。
福井県小浜市はかつては「サバの聖地」として知られた場所ですが、今では漁獲量が少なくなってしまったので、小浜市は地元で獲れたピンサバを使った新たなサバの養殖を始めたそうです。
よっぱらいサバの特徴としては、
- アミノ酸が豊富な酒粕を使用しているため、脂乗りが良くなり魚の臭みを抑えれる
- 成長期間が1年と早い(天然物は3年)
今回のあさイチや満腹青空レストランなど数々のメデイアに取り上げられていました。
よっぱらいサバは、地元の民宿や料理屋でも提供する店が増えているそうです。実際によっぱらいさばが食べれるお店を1件見つけました。
とろさば料理専門店 SABAR 鯖街道 小浜田烏店
Address:福井県小浜市田烏63−14−1
Website:http://sabar38.com
※2019年3月7日まで冬季休業中です。営業している曜日が限らていたのでお店に確認してください。
ネット予約はぐるなびから可能です。
→ぐるなび とろさば料理専門店 SABAR 鯖街道 小浜田烏店
福井、小浜「SABAR」のよっぱらいサバの姿造り定食がこちら。
養殖だからこそ生で食える。青魚特有の生臭さも無い、とろけるサバでした。
お店そのものは大阪や東京にも支店があるので、気になる人は行ってみられては?
(店舗によってメニューは変わります)https://t.co/vvKhCel0J7 pic.twitter.com/W6OhUjZeEi— みやはん (@miyahann) 2018年9月23日
脂がのっているのにサッパリしていて美味しかった♪
日本の漁業を変えるクラファンをしている熱い社長のお店です😊#とろさば料理専門店sabar #鯖#しめ鯖 #燻製#漬け#よっぱらいさば#mackerel #fish… https://t.co/HHEVvOLtUT pic.twitter.com/vHZMHT6Y5k— mogmog2017 (@mogmog2017) 2017年7月27日
さいごに
今日の夕飯は鯖に決まり!というくらい、鯖が食べたくなりました(笑)
いつか宇宙食のサバ缶やよっぱらいさばが身近で買えることを願ってます!